今月の活動の成果

主な成果

・今月は、6社に対して専門家の派遣を行った。うち、4社は、エネルギーデータの「見える化」への取組、運用レベルでの改善、実行案件の絞込み、及び対策後の省エネ効果を把握する方法を明確にした。

・また、他の2社は、本省エネPF事業で実施した診断結果をベースにして、今後、実行に移す省エネ案件を絞り込み、実際のアクションプランを作成することを決めた。

課題

・運用改善による省エネ対策が実行されつつあるが、省エネ効果を定量化するための測定器が整っていない。

・支援対象者に省エネ組織のない所があり、現場レベルまで省エネ意識が浸透せず、効果が限定的である。

今後の方針

・省エネ効果を定量化する手段を事前に決める。

・省エネPF事業の実施に当っては、現場の設備担当者の参加を必須とする。

今月の活動内容の詳細

相談件数・・・10件

活動実績

支援
対象者
業種 専門家
派遣数
支援内容
(1) 総合工事業 2回 ・エネルギーデータの見える化実行状況確認
・具体的なデマンド抑制対策について提案
・原料中水分測定継続、省エネ解析へ反映
(2) 食料品製造業 2回 ・省エネ実行状況確認と新たな省エネ提案
・店舗窓への遮光カーテン設置効果試算等
・デマンドデータの活用法を提案
(3) 食料品製造業 2回 ・省エネPF事業による省エネ意識の向上
・空調省エネ対策の進め方につて提案
・エネルギーフロー作成、省エネ案件の絞込み
(4) 製氷業 2回 ・携帯用電力ロガーを導入し測定を開始
・電力測定ロガー設定及び測定方法の改善
・製氷プール健全化の鉄粉除去方法提案
(5) 娯楽業 1回 ・診断結果報告書の説明
・デマンド管理及び照明等の省エネ案件提示
・空調関連設備等の省エネ案件を提示
(6) 宿泊業 1回 ・診断結果報告書の説明
・「見える化」による省エネ案件抽出法の提示
・空調、照明、ボイラ、変圧器等の省エネ提案

自主的な取組の実施状況

日時 場所 実施概要

今月の協力事業者

伊藤 孝典氏 エネルギー管理士、第一種電気工事士
藤田 和也氏 エネルギー管理士、技術士(衛生工学部門)
伊東 宏城氏 エネルギー管理士
野川 貴史氏 エネルギー管理士、第二種電気工事士、第三種電気主任技術者
南 正幸氏 エネルギー管理士、第一種電気工事士、第三種電気主任技術者
田沼 和夫氏 エネルギー管理士、技術士(電気電子)、第一種電気主任技術士
工藤 一郎氏 エネルギー管理士、技術士(総合技術監理・機械部門)