今月の活動の成果

主な成果

・今月は、おもに省エネルギーの専門家派遣についてのPR及び啓発活動を行った。

・具体的には、自主的な取組として、セミナーやチラシの作成等、情報発信を積極的に行った。その結果、問い合わせ(約30件)があり、啓発活動の効果を実感した。

・これら問い合わせ企業については、個別訪問・ヒアリングのうえ、支援ニーズを見極めるとともに、専門家派遣が必要と判断できる企業(約25社)に関しては、専門家派遣の利用を勧奨した。

・問い合わせ企業のうち、省エネ診断受診済みの1社に対して専門家の派遣を行った。当該企業は、照明・空調・焼入れ設備の更新を検討中であり、併せてエネルギー使用合理化補助金の利用も考えているとのこと。補助金の申請書作成に際して、特に設備更新前後での省エネ効果の計算方法が分からないとのことであるので、まずは、省エネ効果の計算方法に絞って、取組を開始することとした。

課題

・問い合わせのあった企業の大半は、省エネ診断の未受診企業であった。このため、具体的な、専門家の派遣は、省エネ診断の実施待ちの状況である。

・中小企業の中には、省エネ診断の申込みに必要なデータ整備に手間取ってしまうケースも散見され、この段階でのフォローが、当面の課題と思われる。

今後の方針

・まずは、省エネ診断の実施待ち企業の解消が必要であるので、地域の金融機関や当センターの経営相談員(コーディネーター)とも連携し、省エネ診断の申込みのフォローを重点的に実施する。

今月の活動内容の詳細

相談件数・・・34件

活動実績

支援
対象者
業種 専門家
派遣数
支援内容
(1) 機械部品加工
(治工具の製造・販売)
2回 ・設備更新前後での省エネルギー効果の計算方法の助言/指導等

自主的な取組の実施状況

日時 場所 実施概要
6月2日
13:30~16:30
各務原市産業文化センター 岐阜市・各務原市の近隣中小企業に対して省エネルギー対策セミナーを実施。講師は、省エネルギーセンターの木次氏及び岐阜県庁の林氏。約100名が参加。(セミナー内で、県庁:林氏より、省エネ専門家派遣についてもPR頂いた)
6月2日 省エネ専門家派遣のチラシを作成するとともに、Webサイトにも情報掲載しPRした。
6月8日 産経センター メールマガジンに、省エネ専門家派遣についても掲載しPRした。
その他、セミナー、交流会、総会等で、省エネ専門家派遣のチラシを配布しPRを行った。

今月の協力事業者

杉村 徹氏 エネルギー管理士、第2種電気主任技術者