今月の活動の成果

主な成果

・支援先によっては省エネ計画立案が完了し、具体的な省エネ対策を決定したところから実行段階に移している。

・エネルギー使用効率化の運用改善について、支援先によっては現場レベルでの省エネ意識が浸透しつつあり、その効果も表れている。支援先によっては進捗状況を確認中である。引き続き、支援先の省エネ会議への出席などを通して省エネに対する啓蒙を行っていく。　

・運用レベルでの改善が可能であることが判明し、実際のアクションプランを作成した上で、取組を開始することとした。

・支援先によっては、現地のヒアリングを行うこととし、次回訪問時に、運用改善計画について議論することとした。

課題

・運用による改善を行っているが、現場レベルでの省エネ意識が十分に浸透していない支援先では、効果が限定的である。

・補助金の検討を行い活用を目指す。

今後の方針

・計画立案段階を完了し、具体的な対策検討により実行段階に移っているので、その進捗状況を確認していく。

・電力においてデマンド及び使用量削減、A重油において使用量の削減など、省エネ効果が表れており、今後も実績の推移を注視していく。

・現場レベルでの意識改革に向けた社員教育について計画及び実施の支援を継続して行う。

・個社の事情に合わせて、運用改善のルールを再度整備することが必要である。

今月の活動内容の詳細

相談件数・・・22件

活動実績

支援 対象者	業種	専門家 派遣数	支援内容
(1)	窯業・土石製品製造業	2回	設備投資促進税制の案内と設備更新計画の策定支援、運用改善進捗状況の確認
(2)	金属製品製造業	1回	設備投資促進税制の案内と設備更新計画の策定支援、コンプレッサーインバータ化技術支援
(3)	電子部品・デバイス・電子回路製造業	3回	照明設備の更新の効果の検討並びに更新計画の検証
(4)	印刷・同関連業	2回	設備更新の補助金活用の検討
(5)	金属製品製造業	5回	担当者教育の支援
(6)	電気機械器具製造業	1回	部門会議においてのコミュニケーション状況の確認
(7)	業務用機械器具製造業	3回	新電力への更新効果の検証並びに設備更新の補助金活用の検討
(8)	金属製品製造業	3回	現地診断の報告並びに改善点の検証、更新設備の補助金活用の検討
(9)	社会保険・社会福祉・介護事業	2回	設備更新計画の策定支援と小規模設備改修の検討支援、運用改善状況の確認

自主的な取組の実施状況

日時	場所	実施概要
11月12日 15:30～17:30	北九州テクノセンタービル2階公益財団法人北九州産業学術推進機構会議室	本事業の協力事業者より活動実績の報告と意見交換の開催、協力事業者以外に九州経済産業局資源エネルギー環境部及び運営事務局の参加を得ての意見交換も実施

今月の協力事業者

岡崎 誠氏　2級ビル設備管理技能士、空調給排水管理監督者、防火管理者
松田 真也氏　特種情報処理技術者
中馬 慶太氏