今月の活動の成果
主な成果
・支援先により運用レベルでの改善が可能であることが判明し、実際のアクションプランを作成した上で、取組を開始することとした。
・支援先の現地のヒアリングを行うこととし、次回訪問時に、運用改善計画について議論することとした。
・支援先の省エネ計画立案が完了し、運用改善など省エネ対策の実行段階に入っている。
・エネルギー使用効率化の運用改善について、支援先のうちで現場レベルでの省エネ意識が浸透しつつあり、その効果も表れている。また、他の支援先では進捗状況を確認し、効果が見えていない部分の原因分析を行った。引き続き、支援先の省エネ会議や検討会への出席などを通して省エネに対する啓蒙づけを行っていく。
・支援先のうち省エネルギー対策計画について具体的な検討に入った。
課題
・支援先により運用による改善を行っているが、現場レベルでの省エネ意識が十分には浸透しておらず、効果が限定的である。
・支援先の補助金の検討を行い活用を目指す。
・支援先のエネルギー以外(建築等)の計画との摺り合わせが必要である。
・支援先の今後の相談方法・体制等についての検討が必要である。
今後の方針
・支援先の具体的な対策検討により実行段階に入っているので、進捗状況を確認しフォローアップを行っていく。
・支援先の電力においてデマンド及び使用量削減、A重油において使用量の削減など、省エネ効果が表れており、今後も実績の推移を注視していく。1社は電力使用量増となっているため仕事量との関係が分かるように原単位による効果の確認等も考慮する。
・支援先の現場レベルでの意識改革に向けた社員教育について計画及び実施の支援を継続して行う。
・支援先の現場レベルでの意識改善に向けた社員教育の構想を立てる。
・個社の事情に合わせて、運用改善のルールを再度整備することが必要である。
・支援先の要望等を考慮しながら最適な提案を作り上げていく。
今月の活動内容の詳細
相談件数・・・20件
活動実績
支援 対象者 |
業種 | 専門家 派遣数 |
支援内容 |
---|---|---|---|
(1) | 窯業・土石製品製造業 | 1回 | 運用改善対策進捗状況の確認とフォローアップ、省エネルギー効果の検証 |
(2) | 金属製品製造業 | 2回 | 省エネ計画立案事項の進捗状況の確認とフォローアップ、省エネ効果の検証、電力使用量増の原因分析と対策検討支援 |
(3) | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 | 2回 | 電気炉についての省エネ手法の検討 |
(4) | 印刷・同関連業 | 1回 | 労働衛生マネジメント環境調査 |
(5) | 金属製品製造業 | 5回 | 外部監査立会いによる運用状況の把握、部門長会期の参加、社員面接参画、役割分担支援 |
(6) | 電気機械器具製造業 | 1回 | 前回会議の課題の進捗状況確認、製造時間の把握、計測 |
(7) | 業務用機械器具製造業 | 2回 | 対象機種の省エネ効果の検討、太陽光発電導入の検討、省エネ補助金の申請準備 |
(8) | 金属製品製造業 | 2回 | 省エネ体制構築の検討、デマンド監視装置の運用改善検討、省エネ補助金の申請準備 |
(9) | 社会保険・社会福祉・介護事業 | 1回 | 省エネ計画立案事項の進捗状況の確認とフォローアップ、省エネ効果の検証 |
(10) | 食料品製造業 | 1回 | 省エネルギー対策計画立案の支援、エネルギー使用状況のヒアリング、運用改善案の検討 |
(11) | 水産養殖業 | 1回 | 省エネルギー対策計画立案の支援 |
(12) | 食料品製造業 | 1回 | エネルギー使用状況のヒアリング・運用改善案の検討 |
自主的な取組の実施状況
日時 | 場所 | 実施概要 |
---|---|---|
12月04日 | AIMビル3階311・312会議室 | ENEA活動事例発表会(第9回ENEA省エネ・ 省エネ・節電説明会)兼北九州テレワークセンター第74回ビジネスセミナー内で本事業の説明 参加者数39名 |
今月の協力事業者
上田 英一氏 1級電気工事施工管理技士、第1種電気工事士、消防設備士
岡崎 誠氏 2級ビル設備管理技能士、空調給排水管理監督者、防火管理者
松田 真也氏 特種情報処理技術者
中馬 慶太氏
岡村 忠平氏