今月の活動の成果
主な成果
・今月は2社へ専門家を派遣した(1社についてはセンター職員で対応)。内1社は、本PF事業で提案してきたエネルギーデータの見える化を実施、および各種省エネ案件の実行に向けた計画内容が確認できた。もう1社は、エネルギーフロー図の活用法、および暖房と給湯用熱源を分けた場合の省エネ効果、並びに調和空気ブロワーのインバーター化の省エネ効果について、それぞれ定量化した結果を説明し、実行に向けた課題などについて議論した。また、これまでに提案してきた各種省エネ案件の実行に向けた計画内容が確認できた。
・今回の専門家派遣をもって実質的なPF事業の活動を終了した。今後、本PF事業で支援した全企業8社について、省エネ対策が着実に実行されるよう、省エネルギーに関する診断からその後のPF事業活動で新たに発掘された提案も網羅して、支援対象企業が使い易いように、PDCAの位置付けも明確にし、支援対象企業毎にPF実績報告書としてまとめた。
課題
・本事業で提案した省エネ案件の実行状況のフォローアップ。
・支援対象企業毎のPF実績報告書のレビューと有効活用に関する指導・助言。
今後の方針
・支援対象企業全8社を定期的に訪問し、実行状況を確認する。
・省エネ対策を実行する上での課題解決を支援する。
今月の活動内容の詳細
相談件数・・・3件
活動実績
支援 対象者 |
業種 | 専門家 派遣数 |
支援内容 |
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(1) | 食料品製造業 | 1回 | ・LPG関連データの見える化、今後の活用策を指導 ・各種省エネ案件の進捗をPDCAに反映することを助言 ・換気扇フード老朽更新を推奨、実施済LED化の効果試算 |
(2) | 娯楽業 | 1回 | ・本事業で提案した全省エネ案件を解り易く総括版で説明 |
(3) | 食料品製造業 | 1回 | ・エネルギーフロー図を完成させて今後の活用を推奨 ・暖房と給湯の熱源を分離することの省エネ効果を説明 ・調和空気用送風機へのインバータ導入省エネ効果を説明 |
自主的な取組の実施状況
日時 | 場所 | 実施概要 |
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– | – | – |
今月の協力事業者
工藤 一郎氏 エネルギー管理士、技術士(総合技術監理・機械部門)
伊藤 孝典氏 エネルギー管理士、第一種電気工事士
伊東 宏城氏 エネルギー管理士