今月の活動の成果
主な成果と課題
・今月は、11社に対して専門家の派遣を行った。(新規:9社)
・各社とも省エネ対策に積極的であり、省エネ診断報告書で提案された、ほとんどの改善提案を実施することとなった。
・どの企業もおおむね、コンプレッサー周りの対策(突出圧低減、エア漏れ防止)が未実施であり、業界を問わず「空気(エアー)の使い方」が共通の対策ポイントであることが分かった。
・特に窯業関係については、絵付け装置や成形装置でのコンプレッサー・エアー使用量が多いことから、エア配管からの漏れ防止に取り組むことで、小額の投資で、200万円/年レベルの削減効果が見込まれるなど、改めて専門家派遣の適した業界であることが分かった。
・.窯業関係で同じく削減効果が期待される「焼成炉の保温強化」については、炉メーカとの相談の結果、当初予定の「保温材による断熱」の実施は断念し、「断熱塗料の使用」との代替案で実施との思わぬ展開となった。
今後の方針
・すでに専門家派遣を開始した各社に対して、「実施/確認事項」の実施をフォローしつつ、着実に省エネ対策を進めていく。
・専門家派遣の終了日(1/15)が迫ってきていることから、支援企業と「今年度の支援範囲をどこまでとするか」着地点の調整を併せて行う。
今月の活動内容の詳細
相談件数・・・14件
活動実績
支援 対象者 |
業種 | 専門家 派遣数 |
支援内容 |
---|---|---|---|
(1) | 機械・金属加工業 (めっき、金属切削加工) |
2回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(2) | 旅館 | 1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(3) | 窯業 (タイルの製造・販売) |
2回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 ・省エネ対策の実施状況の確認/再助言 ・エア漏れ箇所の点検指導 |
(4) | 砕石業 | 1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(5) | 製造業 (金属製品製造業) |
1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(6) | 窯業 (陶磁器の製造・販売) |
2回 | ・省エネ対策の実施状況の確認/再助言 ・エア漏れ箇所の点検指導 |
(7) | ホテル | 1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(8) | 旅館 | 1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(9) | 機械・金属加工業 (ゴム成形) |
1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(10) | 機械部品加工 (金属切削加工) |
1回 | ・今後、実施する省エネ対策の進め方の指導/助言 |
(11) | 窯業 (タイルの製造・販売) |
1回 | ・省エネ対策の実施状況の確認/再助言 ・エア漏れ箇所の点検指導 |
自主的な取組の実施状況
日時 | 場所 | 実施概要 |
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– | – | – |
今月の協力事業者
杉村 徹氏 エネルギー管理士、第2種電気主任技術者
橋本 充弘氏 エネルギー管理士、高圧ガス製造保安責任者
鷲見 圭一氏 エネルギー管理士