静岡県省エネ推進プロジェクト

支援地域

静岡県

月次報告書

平成27年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

基本情報

〒420-0853
静岡県静岡市葵区追手町44-1
静岡県産業経済会館6階

054-252-9023 (平日 9:00〜17:00)
http://www.siz-kankyou.jp/

目指す世界

課題意識

当協会では、設立時より省エネルギーの診断、指導を行っており、中小企業の活動を支援してきた。しかしながら、診断等を行ってもその後の事業者における取り組みは専任の担当者がいないなど取り組みが行われていない状況にある。

静岡県は大きく、東部、中部、西部と別れており、東部は、首都圏に近いという立地条件から、熱海、伊東、下田などは観光による宿泊業が多く、また、首都圏に近く、地下水が豊富であることから、大手メーカーの工場が立地している。富士地域は、富士山の地下水を利用した製紙・化学工業が発達し、紙・パルプの出荷額は全国一となっている。

中部は、中心となる静岡市が行政、商業都市であり、家具、雛具、サンダル等の伝統産業が集積し、清水港を中心に木材、造船、石油、アルミ等の臨海型工業が立地し、焼津港の周辺では水産加工業が盛んであり、また、漁業が盛んなことから食品加工業も多くあり、また、農業としてお茶も盛んな地域である。

浜松市を中心とする西部は、自動車、二輪車、楽器を中心とする工業地域である。
このように3地域による特性があり、東部では、観光業や製造業、中部では伝統産業や水産加工業、農産加工、西部では製造業を中心とした支援が必要となる。

東部の観光業は宿泊数が減少しており、旅館・ホテルを中心とした省エネルギー化によるランニングコスト削減が求められている。また、中部地域による食品加工業においては熱の利用が多く、燃料転換・高度利用が求められている。西部地域の中小企業においては、納入単価の削減に伴い、エネルギー利用効率化によるコスト削減が必要となっている。

長期目標

県内の商工団体と連携をとり、静岡県全域での省エネルギーの取り組みに関してのプラットフォームとして活動を行う。当協会関係団体である静岡県中小企業団体中央会と連携をとり、東部、西部にも窓口を設置し、対応を行っていく。

補助事業期間における目標

電話や来会による相談件数50件、支援対象者30件を目標に事業を実施する。

PF体制図

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