省エネルギー相談地域プラットフォーム構築事業

支援地域

島根県

月次報告書

平成27年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

基本情報

〒690-0886
島根県松江市母衣町55-4
0852-21-4809 (平日 8:30〜17:15)
・島根県中小企業団体中央会
http://www.crosstalk.or.jp
・島根県地球温暖化対策協議会 事務局
http://www.crosstalk.or.jp/stopondanka/

目指す世界

課題意識

経営支援ツールとしての省エネルギー診断(設備改善診断)及びフォロー業務

省エネ診断及びフォロー業務を環境配慮型経営実現の “気付き”の段階から“実践”を促すツールとして認識している。意識が高い事業者(宣言事業者)が、もう一歩踏み込んで、経営の中に環境配慮を取り入れていくためにはどうするべきか、専門家から具体的な助言等を受けたい欲求が芽生えることこそ事業者が省エネへのレベルアップした証拠と考え取り組んできた。省エネ診断及びフォロー業務の進め方として、効果的な診断結果を導くために事前訪問し、運用改善なのか、設備改善なのか、受診事業者の考え、特性を判断し、専門家の得意領域と今後の事業展開を充分に考慮した上で、専門家を派遣している。また、運用改善についても、作業手順など業務見直しの機会提供になる点、直ぐに実行でき効果の即効性が期待できる点を事業者に分かり易く伝えるように心掛けている。更には、フォロー業務についても、事業計画、投資資金捻出のための金融相談、事業計画アドバイス、補助金活用及び申請書支援等を行っている。事業者の事業意欲を維持するためには、エネルギーコストの削減方法、助成金の活用など経営者等が得心いくまで理解を深めることが肝要だと判断し、フォロー業務こそ重要と認識している。省エネ診断及びフォロー業務を、財務、労務といった経営診断の改善項目の一つのメニューとして認識し、経営改善の視点(コスト削減)の中にいかに溶け込ませるかが課題と判断している。

長期目標

省エネ診断及びフォロー業務を、“経営支援ツール”の1つと捉えて、企業の日常業務のなかに位置づけ、経営体質の強化、ひいては地域社会の活性化につなげることが肝要と考えている。

補助事業期間における目標

省エネに取り組む企業の意識、実践の高まりを目指す。当会が行う「しまねストップ温暖化宣言事業者」の登録数増加を指標に設定。(他県と比べ中小企業者数が圧倒的に多い当県では、省エネ改善の取り組みについて、「気づき」、「実践」、「定着」の3類型でセグメントを行い、ピンポイントでの事業実施をしていく必要性を痛感しており、「気づき」の判断となる宣言事業者数の増加が今後の成果を生み出す基盤と考えた。)

PF体制図

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